生体販売に反対します

市内のペットショップの張り紙です。

「今回の震災で、当店のワンちゃん、ねこちゃんの飼い主になってくれる人がとても少なくなっています。責任を持って飼ってくださる方に特別価格でお譲りします。ご協力お願いいたします。」

ご協力?

震災と津波で飼い主が見つからない犬や猫が激増してる時に出す張り紙でしょうか。

一見、動物好きに聞こえますが、動物を「商品」にして売買している人のエゴでしかありません。

普段から、全国の自治体には人が育ててやらないと生きられない動物たちがたくさん運ばれ、飼い主がいないまま命を落とします(殺されます)。

私は、ペットショップに関する法整備がなされないかぎり、今の業界のあり方がかわらない限り、ペットショップで動物を買おうとする人に業界全体の事実が伝わる仕組みができない限り、店頭で犬や猫を閉じ込め「展示」する生体販売に反対です。

良心的なペットショップもあることは知っています。でも業界の自主的な倫理に期待するだけでは手がつけられない状況になっています。

ペットショップが今のような生体販売を続ければ、不幸なペットが増える。この事実を業界は消費者に知らせる義務があり、消費者は知る権利があります。

ペットショップに「陳列」されている子犬や子猫は可愛いものばかりです。その可愛いい子たちが生まれるためにどれだけの仲間の命が犠牲になったか。奇形、病気、売れ残り。。。 商品価値のないものは「処分」されるのです。

自分のペットが可愛いと思う人には分かっていただけると信じています。地震や津波がなくても、日常的に人間に見捨てられたペットがたくさんいることにもっと社会全体で関心を寄せてほしいと思います。そうすることで、これからの行動が変わってくることを希望しています。少しずつでも。

家畜の多くも犠牲になりました。動物の自由を奪って飼うということ。命を売買するということ。復興にジャンプする前に、その意味を考えなおしてくれる人がいれば、と、ひそかに祈っています。

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